バレンタインの季節がやって来ました!
フランスでも一部の人を除き(笑)愛の表現が取り巻く季節になっています。
今回はバレンタイン、ホワイトデーと大忙しな日本でスマートに過ごせるフランスの習慣とおすすめのプレゼントを紹介します。
チョコより花束!
フランスではバレンタインは男がそわそわとしながら待っている日ではありません!(笑)
男のから女の子へ愛の気持ちを伝える日なのです。
それも日本のチョコと違い、花束へと変わります。
基本的には恋人や夫婦には赤いバラ、ピンクのバラを贈ります。
黄色や白のバラはこれから良い関係になってくださいという軽めの意味でも使われます。
そして特別なディナーでLa fête des amoureux (恋人たちの祭日)を祝います。
ちなみにホワイトデーはありません(笑)
なので女性は細かいことを考えずに楽しめます。
フランスでは何かの記念日には恋人同士が花を贈るのが日常となっています。
小さい頃から自分の親がやっているのを見て、そうする習慣が身についているというわけです。
お花の贈り方
一概に正解はありませんが、基本的には赤のバラを愛情の強度を 頂点として、最近ではピンクのバラが流行っているようです。
日本では色は赤、ピンクをメインベースに、白のお花を混ぜるくらいが丁度良いと思います。
もしくは白をベースにピンク赤を混ぜるのでもありかと。
下のようなバゲットにアレンジメントされたブーケだとその後も取り扱いしやすいと思います。
黄色はアクセントとして混ぜるのも良いかと思います!
もちろん予算に応じてバラでなくとも大丈夫です!お花を贈ると言うことが重要なのです!
日本は和歌を送りあって恋を育んできたような間接的な愛情表現が良しとされる文化なので、花を贈るなんて直接的な愛情表現はありません。こればかりは欧米の文化から学んでいったほうが自分でアレンジできるようになるのも早くなると思います!
最初は真似から始まりますが、次第に誕生日や記念日などイベントごとの季節にあったお花を送れるようになるとスマートです!
もし大きな花を買えなくとも、1本や3本でも何事もなくお花をプレゼントできるようになると敷居も下がっていきます。
↑こちらのサイトはインターネットからお花を注文、配達してくれる大手サイトです。
当日の午前中までに注文すれば午後には配達してくれます!
下のようなこのようなかわいいキャラクターがボックスに入ったセットのお花もあるので、お花を強調したくない方にもお勧めです。
日本ではチョコを渡すことが恒例なので、チョコも渡したい方は中にお花を何本か入れて置くと良いかと思います!
チョコだけよりも断然イメージが違うので試してみてください!
センスの良いフランスのパティスリー
それにしても皆、甘いものがとても大好きで他の国からの影響もちゃっかり受けるフランス。
バレンタイン近くなるとパティスリーは商品を売りたいためにバレンタインモードになります(笑)
何かと理由をつけて甘いものを買うのをとても大事にします(笑)
その中でも特にお勧めを紹介します。
HENRI LE ROUX アンリ・ルルー
フランス直輸入!バレンタインなら【HENRI LE ROUX アンリ・ルルー】
特にお勧めのパティスリーといえばこのキャラメルパティシエの手がけるこのお菓子。甘すぎるチョコが苦手な人も多い中、キャラメルという隠し球で攻めるのはとても上品です。チョコをあげるということから少し外れるのもよい選択肢です。
塩バターキャラメル(絶品!)で有名なブルターニュ。 その場所で生まれ育ったアンリ・ルルーのキャラメルはさらに一段上を行きます。
これほど上品な味のキャラメルは他になく、毎回買った後の移動中にすべて消費してしまうほどの美味しさです!
こちらは様々なフルーツが入ったタイプ。甘さもフルーツの上品な甘みなのでチョコの代わりにぴったり。
アソルティモン・ドゥ・キャラメル
内容: C.B.S.(塩バターキャラメル)、ショコラ、フランボワーズ、 オランジュ・ジャンジャンブル、タタン 各4個入り
賞味期限も製造日から60日と高価なチョコに比べて長持ちします!
当然パティスリーなのでチョコの方も有名です。こちらはアンリ・ルルーのチョコ
コフレ・フュメテーマ 「開香(かいか)」よりインスピレーションを受け創造した、新作ショコラ ラプサンスーチョンのスモーキーな香りやアイラ島モルトのピート香、 ナッツの焙煎香、さまざまな香りを加えることで、 更に奥行きのあるボンボン・ショコラの世界へ辿り着きます。 デザインは、京友禅着物の老舗『千總』 とコラボレーション。 “香りによって新しい世界の扉をひらいていく”というイメージからパッケージを開くと、 繊細なタッチの花々が様々な「香り」によって彩られていく様子を描きました。
コフレ・アローム カカオのみならず、ナッツやフルーツなどの素材の香りを楽しめるコフレ“Arôme(アローム)”。 テーマ「開香(かいか)」よりインスピレーションを受け創造した、 ペルー産カカオの風味を活かした新作「リマ」や パッションフルーツのキャラメルを閉じ込めた「ルイゾン・パッション」、 重厚なヘーゼルナッツの香りが楽しめる「ノワゼッティンヌ・ノワール」などをメインに詰め合わせました。 様々な素材による香りの世界の切り替わりを表現したパッケージには京友禅の 老舗『千總』監修の美しいデザインを施しました。
日本からインスプピレーションを受けているこのチョコは箱も特別仕様!
開ける前から特別な雰囲気を演出します!
Amazonは何故か異常に高いので、公式サイトから是非!今なら送料無料です!
国産チョコの美しさ
ルタオのショコラドゥーブル
欧米文化を右に倣って尊敬しすぎる兆候を日本の文化には感じられますが、そんなに崇拝をしなくとも、欧米文化から学んだとてもよい国産商品も国内にはたくさんあると個人的に感じています。
特に食文化に関しては、地質、気候、文化、何に合わせて食べるかなど(ワインでいうマリアージュ)色々な要素が影響してきます。
上記のことから、「本場とレシピは同じ!」ということはなんの味の保証にならないのです。
日本のパティシエが思考錯誤して生み出した、少なくとも日本では最高に美味しい「お菓子」を是非味わって欲しいとも思っています。
その中でも、ルタオの chaucolat double ショコラドゥーブルは絶品だと思います。
カカオとチョコのバランスのとれた甘み、北海道産の生クリームを配合したチーズの酸味が絶妙な風味を残してくれます。
Le tao ルタオという名前もエスプリが効いていて個人的に大好きです。 逆から読むとotale 小樽のことを指しているのですね!フランスでも言葉を逆から言う文化はあります(笑)シーメルとか(Merciの意味)
小樽産の絶品パティスリーも是非試してみてください!
最後に
いかがでしたでしょうか。
一部の「商業主義だ!」と叫ぶフランス人以外(笑)バレンタインでは愛を伝えます。
チョコやプレゼントだけではなく、花束などで¨気持ちを伝える¨ことが大事だと思うので是非自分の気持ちに素直になってみてください。