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フランスでのクリスマスの意味・過ごし方

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フランスもクリスマスです。フランス語でNoëlノエルといいます。

フランスは多種多様な人種が混ざり合っているとはいえ、基本的にはクリスチャンの国。ノエルの時は騒がしい街もあっという間に静かになります(笑)基本的にはすべてのお店は閉まります。下の写真は当日の街の様子です。

 

 




フランスのクリスマス(ノエル)の過ごし方

25日は家族で一緒に過ごします。基本的には昼は外出せず、ディナーの準備を入念にします。

本番の夜は食前酒を飲むとこから始まり、ご飯を食べながらワインを飲み、メイン料理などのシャポン(高級七面鳥)を食べて飲み、食べたものを消化させる為にさらに強いお酒(ウォッカのようなもの)を飲み、デザートのBûche de Noël(ブッシュ・ド・ノエル)を頬張ります。

           ブッシュ・ド・ノエル↑

どれだけ食べるんだという感じですが(笑)、18時ごろから夜中まで時間をかけて食事をするんです、間に映画などを見ながら。日本では考えられません(笑)ちなみにシャポンは高級食材でフランス人も滅多に食べません。だからみんなメイン料理のシャポンまで頑張って踏ん張ります(笑)当然デザートも(笑)

そして伝統的な家庭は夜中に教会へ出かけ、祈りを捧げ、帰ってきてやっとノエル終了!

 

日本の文化との違和感と既視感

クリスマスが近づいた時、たまたま銀行のカードが何故か使えなくなってしまったので銀行の自分の担当にメールで連絡すると、

Je suis absent du 16/12/2017 12:00 au 27/12/2017

(12月16から12月27日までお休みします。)

彼女(女性の担当)はかなり早いバカンスに入ったようです(笑)

上記のことからお気づきかもしれませんが、フランスではクリスマスが休みの山場です。その証拠に27日から営業再開し、年末休暇を挟んで年明けは早くて2日から通常営業です。これには未だに僕もなれません(笑)三が日なんて感覚は全くないようです。そのため22、3日までには仕事を終わらせ、実家のある地方に帰り、ノエルに備えます。

彼女も仕事の始動が27日からのようですね。

日本でいう大晦日と正月がフランスではクリスマスになるのです!!

 

そんなノエル中にも営業している場所

そんな中、なぜか映画館はやっています(笑)全然人がいませんが(笑)

ちらほらいるお客さんもお父さんと子供(ディナーの準備ができない笑)や、色々な事情で帰れない独り身の方などしかいません。

従業員の方も「今日は俺の財布の為に働いてるんたぜ!」と言って笑っていました(笑)

 

厳しい宗教的なクリスチャンの文化は感じないフランスですが、しっかりとその名残の文化が残っているフランスでした。

確かに日本も神道や仏教に敬虔な方は少ないですが、大晦日と初詣はしっかりと私たちの文化に根ざしてます。長い時間時間をかけて私たちの習慣になっていくことが文化を作っていくんですね。

 

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