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フランスの新年の祝い方

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新年あけましておめでとうございます。
今回はフランスの新年についてお話ししようと思います。

 フランスではジョニーキャッシュやジャンヌモローが亡くなったりと、悲しい2017年となりましたが無事新しい年を迎えて一段落というところです。

 

さてフランス人はノエルでは伝統的な日を過ごしていました。
では一体新年はどのように迎えるのでしょうか。

 




フランスも新年はとても大事!でも...

 

結果から言うと新年はクリスマスほど大切とは考えられてはいません。
それでも年の区切り目として、大晦日、新年を記念日として皆が謳歌します。
Réveillon du nouvel an(新年)ではこの時何をするかというと、家族とではなく仲がいい友達や知り合いの家で一晩中パーティーをします。当然、その中には初めて出会う友人の友人もたくさんいます。 簡単に言うとどんちゃん騒ぎですね。 街の中心部やレストラン、皆が集まる公園、広場などにお酒を持ち寄りそこで深夜まで皆でパーティーをします。

 

 

家族、大人たちの新年

ちゃんとした家庭で新年を祝う人たちはこの日は生牡蠣や海鮮もの(les fruits de la merフリュイ・デ・ラメール)フォアグラなどををたくさん用意します。そして何よりシャンパン! 

Bonne année !ボヌ・アンネ(新年明けましておめでとう)と言い、年が明けた瞬間にそのシャンパンを開けて新年を祝います。これはクリスマスの延長に近いパーティーなので料理の違いはあれどもやってることはあまり大差はありません。ただクリスマスの方が神聖なので、新年は本当に締めくくりの最後の休日なのです。
いわゆる皆が想像するようなフランス人のパーティーの仕方ですね。 

 

 

若者たちの新年・・・

フランス人の若者たちの新年は少し様子が異なります。実際、今までいくつかのパーティーにお呼ばれしましたが、よっぽど洗練されている人たち以外は海鮮料理やフォアグラなどが提供されるパーティーはなかなかありません。
もしくは知り合いの家族同士のパーティーなどで行われるパーティーです。
日本ではなぜかフランス人はシックで洗練されているとういう風潮が流布されていますね(笑)全然そんなことありません(笑)

なんといってもフランスの若者は全然前料理しません(笑) 普通の若者たちはいくつかの料理と共にただただアルコールを持ち寄りそれを飲み尽くします。そして誰かがシャンパンを持ってきて、それを年が明けた瞬間に飲むのです。シャンパンだけはあまり違いはありません(笑)ただ実際は安めの偽物のシャンパンを持ってくる人間もちらほら・・
何より若者は、特にレストランで働いている人たちは31日も新年が明けるまで駆り出されることもよくあるので、新年を職場で過ごします。
前にパーティーに誘ってくれたフランス人の料理人たちはそのうちの何人か新年を開けてから合流ということも何度かありました。この日のためにレストランは特別メニューを用意し、新年が明け、皆でお祝いをしてからレストランを閉めるという店も多々あります。そこからやっとパーティーが始まるので終わりは6時とかいうことも普通です。他人の家でパーティーをして朝6時終わりというのもなかなか日本ではありません。 以前、朝の4時半から別に飲み直そうと言われた事もありました(笑)

若者は元気なのです(笑)夜中じゅうずっとダンスをし、パーティーの締めには 「Les Lacs du Connemara」という歌を皆で熱唱します。
自分から見ると日本の大学生や新社会人たちとあまり変わりがあるようには思えません(笑)

 

 

終わりに

フランスの新年の過ごし方はいかがでしょうか。

大晦日の日に夜通し飲み、騒ぐので新年は疲れと二日酔いから始まります(笑)

近所のムッシュとマダムも「昨日は飲んでからシャンゼリゼ通りに行ったから本当に疲れた・・」と言って元旦は引きこもってテレビを見ていました(笑)

今年はパリでも各地でも盛大に花火が上がりましたね。近年はテロの影響などで新年の花火は禁止されていましたが、少し平常に戻ってきたようです。日本でもクリスマスはすでに恋人が過ごす特別な日として独自の文化があります。海外の伝統をあまり気にせず、花火でも上げてさらに独自の文化を築いていって欲しいと思います(笑)

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