フランスの生活やお得情報を現地から送ります

ノマドクリエイターのライフハック

フランス生活

おすすめのシードル!フランス産も国産もノンアルコールも!!

更新日:

ガレットデロワについて話したのでもう一つ。

フランスのガレットデロワとフェーブ!

ガレット・デ・ロワ 2020

今回はガレットには欠かせない飲み物、シードルについてと、おすすめシードルをご紹介します。

スパークリングワインのように冷やして飲むお酒なので夏にも是非おすすめです!




シードルとは

簡単にいうと、ぶどうの代わりにりんごを発酵させた果実酒です。

りんごにも天然酵母がありブドウ糖を含んでいるので、発酵させることでアルコールが作られていきます。

ノルマンディーやブルターニュ地方で有名なアルコールで、スパークリングでいて、爽やかな口どけが楽しめます。

甘口は特に2%ほどでアルコール度数が低く、プリン体や糖質などが低く天然のりんごから作られているのでとてもヘルシーです!

フランスではエピファニーの日にガレットと一緒に飲む習慣があります。

なのでエピファニーの日にはガレットデロワと一緒にシードルを買っていきます。この日はパン屋でもシードルが売っています(笑)

大きいガレットを買う人にはシードルが無料でついてくるお店も・・!

そして、それとは別にデザートワインとしてなど、アペリティフとしても飲むこともよくあるそうです。

シードルの合わせ方

シードルは大きく分けると甘口(doux)中辛(demi-sec)辛口(brut)に分けられます。

甘口⇒アルコール度数2%、甘い。スイーツなどに合う

中辛⇒アルコール度数4%豊かな味わいがあり、肉料理などに合う

辛口⇒アルコール度数5%、甘さ控えめ。魚料理や野菜に合う

甘口をスイーツなどに合わせるのは意外かもしれませんが、デザートの口に残る甘さとシードルの爽やかな飲みごたえの甘さは全くの別物!

果実の爽やかな印象と発酵させた甘みでデザートもさらに進みます!

2000円は軽くする貴腐ワイン、いわゆるデザートワインなどとも比べて1000円から1500円の商品が多く、お手頃なので特におすすめです。

おすすめのシードル!

フランス産

  • 定番の最高峰!!

この作り手、Val de Rance(ヴァル・ド・ランス)は2016年のLes médailles 2016 des cidres bretonsという、

ブルターニュでのシードルの一番を決める賞を受賞しています。

内容も、

世界に流通している生産者の中で一番の辛口の賞 Cidre Grandes maisons brut

世界に流通している生産者の中で一番の甘口の賞 Cidre Grandes maisons doux

という、2つの賞、つまり大きな生産者の中で1番のシードルの品質を誇っていると言えるでしょう。

この生産者は上記の賞ををとった辛口、甘口だけではなく中辛のシードルも生産しています。

中辛のシードルはオーガニックです!1300円ほどで中辛も買い求められるのでぜひ試してみてください。

  • 青りんごギルヴィック種を100%使用

こちらもVal de Rance(ヴァル・ド・ランス)製造のシードル。

キルヴィックという青リンゴの品種を100%使ったシードルです。

香りがとても芳醇に広がります。

青リンゴだけあって酸味と甘さが他のシードルとは一味違います。

「ヴァル・ド・ランス」による最高級品のシードル

このシードルはConcours général agricoleという、フランス農食省が主催のコンクールで金賞を2013-15年まで受賞しています。

透明感のある琥珀色、鼻に通るきめ細やかな上品さ。混じり気の無いかリンゴの風味が満たしてくれます。

  • リンゴ作りにとても定評のある生産者

DOMAINE DU COQUEREL(ドメーヌ・ド・コクレル)はノルマンディーのリンゴ作りでとても評価の高い生産者の一人です。

ちなみにこの生産者はカルバドスも製造しています。

カルバドスとはシードルを蒸留させたブランデーです。アルコール度数40度の食後酒になります。

1リットルのカルバドスを作るのに80kgのリンゴが必要とされ、最低2年は樽で熟成しなければならない高級ブランデーになります。

このカルバドスはボトルの中にリンゴが入っているという珍しいものです↓↓↓

こちらは詰め替え用のカルヴァドスですが、そのままでも美味しく飲むことができます!

国産のシードル


国産リンゴ100%でつくったスパークリングワインです。リンゴを丸ごと丁寧に搾った果汁から生まれました。さらに、糖類・香料・着色料も使用していないのでリンゴそのもののみずみずしい味わいが楽しめます。

世界で認められた日本のシードル

ロンドンの国際品評会「インターナショナルサイダーチャレンジ」で『ニッカ シードル・スイート』が2014年に日本で初めて受賞。そして2015年も2年連続で受賞しました。
主原料は、青森県産の「ふじ」。りんごの香りをじっくり引き出した後に発酵させるので、みずみずしい風味を感じることができるシードルです。

生産過程で熱を一切加えず、手間暇をかけて作られたこの商品は、ロンドンの国際品評会で、2年連続で受賞するほどのクオリティ。

評価が高い日本のシードルを飲みたいとお思いの方はこのシードルが是非オススメです

定番はやや甘口のスイートとやや辛口のドライで、ロゼもあります。

SWEET アルコール3%
DRY アルコール5%
ROSÉ アルコール4%

となっています。

お値段も1本600円ほどという低価格!!

ノンアルコールシードル

  • 特別な1本として

ヨーロッパの最高品質食材をリストアップした本『ギット・デ・グルマン』
その中で2010年金賞を受賞したフランスで唯一のノンアルコールドリンクを手がけるLE PAULMIER(ル ポルミエ)

そのルポルミエが製造しているのが「ペピネル 」です。

使用されるリンゴはすべてシードルアップルに比べ3倍ほどの大きさのあるオーガニック栽培された食用の林檎。種類の異なるリンゴの実を丁寧に3回洗い、伝統的な方法によって種別ごとに搾ったものをブレンドしていく。パリ本店のシャネルでもサーブされているそう。行ったことはありませんが。。。(笑)

甘味料や人工着色料、保存料は一切使わず、リンゴそのものの甘みと、ハイビスカスのポリフェノール、エルダーフラワーエキスのみで作り上げたナチュラルな味わいの「ペピネル」。

ハイビスカスから抽出され、生み出されたそのまばゆいロゼ色は、繊細な泡立ちとともに包み込むような花の香りが充満していきます。

エルダーフラワーはデトックス効果、豊富なビタミンCによる美肌効果のほか、風邪の治療にも使われているという。女性の好みの効果があるこのシードルは優雅な気持ちで楽しみたい“女子会”にもお薦めです。

そのルポルミエがもう一つ製造しているのがグリーンの気品のあるラベルの「ポミヨン 」です。

繊細な泡とさわやかな甘酸っぱさが華やかに広がる「ポミヨン」は、アップルケーキを思わせるような甘みの強いリンゴ、フレッシュな酸味、アロマティックな香り、これらの特徴ある3種のリンゴをブレンドし、リンゴのうまみをぎゅっと凝縮したフレッシュな味わい。

ペピネルに比べてフレッシュな口どけを楽しめます。

まとめ

シードルの世界はいかがでしたでしょうか?

これはちょっとした事なんですが、飲んだワインは味と種類をメモしておいたほうがいいですよ!食べた食事と一緒に。

そうしないと判断の基準が曖昧になってしまいます(笑)

色々な種類のシードルがあるので、飲み比べて自分の楽しみ方を見つけてみてくださいね。

-フランス生活
-,

Copyright© ノマドクリエイターのライフハック , 2024 All Rights Reserved Powered by AFFINGER4.